私の住む岐阜市には長良川があり、長良川には観光名物の鵜飼いがある。
かがり火に照らされ逃げる鮎を、鵜匠が手綱をさばきながら鵜が捕まえるといった伝統漁法である。
鵜は何も鮎だけを捕まえるわけではない。
うぐいや鯉など何でも捕まえてしまうらしい。
しかし、その鵜でも捕まえるのに苦労する魚がいると言う。
うなぎだ。
鵜が難儀する魚ということで、
う、なんぎ…。
それで、
「うなぎ」と呼ばれるようになったとか。
この噺、鵜のみにするかどうかは貴方次第。
おあとがよろしいようで。